次期大統領選挙活動はまるでダンスパーティー

副大統領候補を巡り、組合せが次から次と入れ替わる様子を、まるでダンスパーティーだと称する声があります。

しかし、ここで大きな事件が起きました。

民主党の党首であるAgus氏を副大統領候補に指名したいと正式に申し込んだAnies候補が、その三日後に国民覚醒党の党首に副大統領に指名したいと表明したことが、民主党の実質的なトップであるAgus氏の父親で、前大統領のYudoyono氏を激怒させ、Aniesとナスデム党は信頼出来ず醜いと、公に非難する事態を招いてしまいました。

これはAnies陣営の印象を悪くし、少なからず痛手を与えることになり、下手をすると大統領選挙活動から撤退することになるかもしれません。

その場合に得をするのは、決選投票でAnies支持者を取り込むことになるPrabowo候補と言われています。

そうなると政界に大きな影響力を与えて来たMegawati氏は力を失い、代わりにJokowi氏が政界のドンとして君臨することになるでしょう。

結局、今回の大統領選挙はこの両氏の闘いであることが次第に見えて来たように思えます。