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2023.10.21 最近のニュースに私的コメント

プラボウォ候補の副大統領はやはりジョコウィ大統領の長男か

ガンジャール候補は副大統領候補として、政治・法律・治安問題調整大臣のマーフド氏を指名しました。

それ以前に、アニス候補は国民覚醒党の党首であるムハイミン氏を指名しました。

そして最後に残ったプラボウォ候補は、ジョコウィ大統領の長男で、ソロ市長のギブラン氏を指名する可能性が高まって来ました。

しかし、マーフド氏とムハイミン氏は、イスラム教組織の支持を背後に持っているため、プラボウォ候補もその面で有利な、現東ジャワ知事のコフィファ氏を指名する可能性もまだ残っています。

しかし、ジョコウィ大統領の長男ギブラン氏の報道を見ていると、少し気の毒になってしまいます。

大統領の長男ということで、地元のソロ市長に担ぎ上げられ、今度は父親の大統領の支持票目当てに、プラボウォ候補とガンジャル候補の双方から誘いを受けて、翻弄されているように見えます。

まだ35歳と言う若年で、自分の父親と同年代の政治家達に囲まれ、腰を低くして、へつらう様な仕草は、見苦しいと感じることもあります。

父親で大統領とどのような会話をしているのかは全く分かりませんが、本当に本人が望んでいるのか、それとも父親が引退後も政界での影響力を維持するために、自分を殺して辛抱しているのか、どちらなのでしょうか。

もし、本当に副大統領に当選したとしても、35歳の若年で、270百万の人口を抱えた、他民族、多宗教の巨大国家を指導出来るのだろうかと心配になります。