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2023.11.19 最近のニュースに私的コメント

次第に表情が暗くなるギブラン副大統領候補

プラボウォ次期大統領候補の副大統領候補として立候補した、現大統領の長男、ギブラン氏の表情が、日々暗くなりつつあるのが気になります。

弱冠37歳で、憲法で規定する最低年齢40歳を満たさないのを、叔父の憲法裁判所裁判長により、ソロ市長としての実績があるからと、例外にしてもらったことで、あらゆる方面から非難を浴びて、嫌気がさしているのかもしれません。

現大統領である父親の七光りがあってのこととしても、それなりの能力があるからこそ担がれたのでしょうから、政治の世界を知らないはずもないでしょう。

過去の二度の大統領選挙で、父親に僅差で負けたプラボウォ候補は、スハルト時代には自他共に認める次期大統領で、1998年のジャカルタ暴動でスハルト政権が崩壊していなければ、軍事政権を受け継いでいたかもしれないツワモノです。

そのプラボウォ候補が当選すると、最低5年間は副大統領として仕えなくてはなりません。

プラボウォ候補と一緒の場では常に引き攣った表情に、すこし同情したくなります。